エミル・ペルノ アブサン デニゼ ジューン【家飲みレビュー】

手に入り辛い透明なフレンチアブサン

目次

スペック

結構珍しい透明なフランスのアブサン

アブサンって緑色のイメージがありますよね。

でもスイスには透明なアブサンを作っている蒸留所がたくさんあります。
これはなぜかというと、アブサンが禁止になった後密造するために色を抜いたからです。
「これ緑色じゃないよ?ウォッカとかキルシュとかと同じ透明な酒だよ?」と主張するため。
バレないようにするためにアブサン最大の特徴の一つである色を抜いたのです。
実情はもうちょっと複雑だけど・・・

でも色を抜いたことで良いことも起こりました。
アブサンって滅茶苦茶度数が高いですよね。
あれは薬効成分と、緑色の成分を保持するため。
模造アブサンを除き基本的に緑色のアブサンは天然のハーブを使って着色を施しているので、劣化しないように高アルコールである必要があるのです。
でも透明アブサンは着色を施していないので、緑色のアブサンに比べて度数を低く設定できる。
アブサンって度数が高くて緑色でヤバい酒ってイメージがありますが、透明アブサンは度数が低いので飲みやすいものが多いんですよ。

少し前に紹介したキュブラーも透明で、度数が低めでした。


今回紹介する「エミル・ペルノ アブサン デニゼ ジューン」は、エミル・ペルノ社というフランスの会社が作るアブサン。
フランスアブサンで透明なのは結構珍しいと思います。

色んな意味を持つラベル

個人的な感想

香り


ストレートグラスに注いで香りを嗅ぐと、アルコール由来の香りが支配しています。
少し前に投稿したキュブラー・ヌシャテルと比べると、石鹸?歯磨き粉?のような香りが少し強い気がする。
スパイシーな香りも少し強いと思います。

味

まずはストレートで。
アルコールアタックが思ったよりありますが、アニス由来の甘みが同時にやってくるので大して問題ではありません。
明らかにアルコールが邪魔しているというか、水で薄めたほうが良いかな?
全然ストレートで飲めますし美味しいですが、アルコールの角が結構目立っています。
加水して飲んでみたほうがよさそう。



水で割ると当然白濁しますって言おうとしたんですけどまさかの白濁せず。
どういうことやこれ・・・
でもやっぱり薄めたほうが美味しいです。
アニスの甘みとハーブの爽快感が心地よい。
ただ白濁が弱いのでミルキーさを感じないんですよね。

薄い!なんでや!


一応炭酸でも割ってみます。
めっちゃうまい!
これはおもろい。
香りはアブサンなんですが、味がとてもフルーティーというか、アブサンって感じがそこまでしない。
スイスアブサンって炭酸で割るより水で割ったほうが美味しいイメージがあるのですが、これは明らかに炭酸の方が美味しい。
白濁が弱いということはアニスやフェンネルが少ないということだと思うのですが、それが逆に炭酸割りでメリットになっている気がします。
いいっすよこれ。

やっぱり白濁しない・・・
白濁させてよ・・・

まとめ

いやーうまいすわ。
最後の200mlくらいは全部炭酸割りで飲みました。

ストレートや加水で飲むと正直微妙でしたが、炭酸で割るとめっちゃフルーティーでゴクゴク飲めます。
これふらっと入った知らない酒屋で埃だらけの状態で陳列されていたものなので、少し香りが抜けているのかも。
でも値段を考えると中々良いボトルだと思います。

ネット酒屋を軽く見た限りもう買えなさそうなので、気になった方は頑張ってBarで飲んでください。
個人的に透明アブサンとしてはキュブラーヌシャテル、アルテミジアのクランディスティーヌの方が好みですが、これも悪くないと思います。

※火をつけるボヘミアンスタイルという飲み方は世界的に論外扱いされているのでやめましょう。

ノムラの好み度

ポッドキャスト「アルコールチューン」は以下よりどうぞ

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